危険なあおり運転の対策として注目を集めるドライブレコーダー。バイクに設置するライダーも増えています。

この記事では、市場にあるバイク専用のドライブレコーダーをコスパ(コストパフォーマンス)の観点で評価しました。

バイク用ドラレコの役割

ニュースで煽り運転の被害が頻繁に報道されており、車・バイク問わずドラレコは必需品になりつつあります。煽り運転などの危険運転を受けたり、事故発生時の証拠になるのがドラレコの映像です。

車と違って身体が露出しているバイクは、軽度の事故でも重傷化してしまうことが多く、必要な記憶や証言が曖昧になることもあります。ドライブレコーダーの映像があれば、自分が認識していない部分まで証明してくれるだけでなく、保険会社へ提出する証拠としても活躍します。事故は起きてからでは遅いもの。もしもの為にドライブレコーダーを取り付けておけば、普段から安心してツーリングを楽しめます。

とはいえ、録画した映像は日常的に楽しむものではない為、必要最低限のスペックとコストに抑えたいもの。また車用に比べてバイク用のドラレコは価格帯が高い為、コスパ観点からシビアに評価しました。以下に筆者おススメのベスト3をご紹介します。

3位: AKEEYO

AKEEYO ドライブレコーダー バイク 自転車 WiFi機能 ループ録画 200万画素 AKY-610L・・・

価格 ¥11,000

※価格はセール等により変動します。現在価格は上記ボタンの商品ページからご確認下さい。

  • 画質 :★★★★★
  • 機能 :★★★☆☆
  • 価格 :★★☆☆☆

Full HDの高画質レコーダー。スマホアプリと「Wi-Fi」で連動し録画データの再生や各種設定ができる。レンズ一体型で内蔵バッテリー搭載。配線の手間なくどこでも設置できる手軽さが評価され3位にランクイン。ヘルメットへの取付けも可能。ただし、アプリの接続が悪く、改善するにはPCでSDカードに更新データを入れてアップデートする必要がある。また、SDのフォーマットもFAT32設定にする必要があり、PCの知識が必要となる機種。

Amazon クチコミ・レビュー(一部抜粋)

「軽くて、小さい上に取り外せるので取りまわしが楽。場所をとらない。画質が割と綺麗。」

「付属の取付ステーを使って付けてましたが、簡単に緩むので少々強めに締めたところ、プラスチックステーに埋め込まれたナットがポロッと取れてしまいました。」

2位: Blueskysea

Blueskysea バイク用ドライブレコーダー タッチパネル 4インチ液晶 200万画素 WiFi機能 DV988・・・

価格¥15,500

※価格はセール等により変動します。現在価格は上記ボタンの商品ページからご確認下さい。

  • 画質 :★★★★★
  • 機能 :★★★★★
  • 価格 :★★☆☆☆

実は煽り運転で最も多いとされるのが後続車からの幅寄せやパッシング。この機種は前後カメラを搭載し、後続車の危険運転も見逃さない。4インチ液晶を搭載している為パソコンに繋がずに事故現場で映像を確認できる。またタッチ式パネルを搭載し、GPSにも対応したハイエンドモデル。

目立ったマイナスレビューも無く、唯一「モニターの防水性能が悪い」といった程度。モニターは所詮4インチの為、運転しながらの視認は難しい。雨にあたらない収納スペースに入れておくのが無難。機能も非常に充実している為、もし資金に余裕があればこちらがおススメだ。

Amazon クチコミ・レビュー(一部抜粋)

「映りはまずまずの画質です。価格も前後カメラが付いてこの映像なら評価出来ます。モニター本体の防水性能がもう少し良ければ文句無し。」

「内臓バッテリーを持たないため、時刻が保存されずバイクのエンジンを切ると時計が初期時刻に戻ります。」

1位:CHURACY

CHURACY バイク用 ドライブレコーダー 前後 カメラ 3インチ液晶 常時録画 オートバイ ドラレコ・・・ 

価格 ¥5,500

※価格はセール等により変動します。現在価格は上記ボタンの商品ページからご確認下さい。

  • 画質 :★★★★☆
  • 機能 :★★★★☆
  • 価格 :★★★★★

必要最低限の解像度だが、もしもの時の備えと考えるとこの程度の解像度があれば必要十分。むしろ、 この低格帯で前後カメラを搭載している点が大きく評価された。NikoMakuより大きい3インチ液晶を備え、ドライブレコーダーに欠かせない「ループ録画」機能をしっかり押さえている点も加点材料となった。コスパ観点で見れば文句なしの1位である。

Amazon クチコミ・レビュー(一部抜粋)

「画面の映りも煽り運転の証拠記録にはなりそうで、値段からしたら充分なスペック。」

「録画画像は車のナンバーなどは近くにこないとハッキリ見えませんが、何が起こったのかは確実に解りますので、導入機としては、申し分ない。」

ドライブレコーダーの代わりにアクションカメラという選択について

ここに紹介したのはドライブレコーダーでしたが、GoProの様なアクションカメラで代用する人もいます。
ここでは、ドラレコとアクションカメラの違いについて簡単に触れたいと思います。

最も大きな違いは、ループ撮影と記録の仕方です。
まずループ撮影ですが、これはドライブレコーダーという用途ならではの機能と言えます。SDカードの容量がいっぱいになったら古い映像の上から新しい映像が上書きされる為、常に撮影を継続する事ができます。
事故発生時に容量オーバーで録画できていなかったなんて事態を防ぐことができます。

次に記録の仕方ですが、アクションカメラは基本的に録画ボタンを押すことで録画を開始します。急いで出発する時などはつい、忘れてしまいがちです。一方でドラレコはキーのON/OFFに連動して自動的に録画を開始してくれるため撮り忘れが起きません。

設置の手間と給電についても書いておこうと思います。
ドライブレコーダーをバイクのキーに連動させるには、給電コードをバイクに接続しなくてはなりません。
一方、アクションカメラは内臓電池で動くため配線の必要がありません。
設置の手間を考えたらアクションカメラの手軽さが際立ちますが、長いツーリングには内臓電池だけでは足りない点や、アクションカメラは単体で使用できる分、盗難に遭いやすい点も考慮して選択すると良いでしょう。
短い距離の日常使いならアクションカメラという選択肢もあるでしょう。

まとめ

今回はお勧めのバイク用ドライブレコーダーを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
配線の手間があったり、機種によっては値段も多少掛かってしまいますが、バイク用ドライブレコーダーにはそれだけの価値があります。

事故は起こらないことが一番ですが、危険運転から身を守るためにも、自身が安全な運転を心掛ける意味でも、ぜひ取り付けておきたいですね。